外人

サイプ
saip



外国語の授業で扱われない単語その1かもしれません、「外人」。「外国人」なら教わりますけどね。


日本語や日本文化を扱った書籍で、「外人」という単語が矢面に立たされてることがあります。外国人に対する偏見や日本の閉鎖社会を如実に表すとか言って。実際は日本語単語の特性として漢字2文字で音として4文字の纏まり良い響きを持った語彙ってだけなのにね。
そして何より、他のどの言語にだって「外人」って表現あるんだから、何も日本語バッシングしなくてもと思うのです。


ところで、ここから先は記憶曖昧なのですが、「サイプ」は「白人」を意味していたかもしれません。てな訳で日本人である私はサイプに該当するのかどうか、ちょっと議論した気もします。
国際化が進んだ今ならともかく、20年前の外国が遠い時代だった日本では、外国人=アメリカ人だったんじゃないかしら。それと同じ現象。サイプ=イギリス人・ポルトガル人。ただ、ケララの場合古くから中東諸国と交易があった訳で、じゃぁ中東の民は何と呼ばれてるんでしょうか?そして、もう一つ、中東に家族を持つケララ人は多いけど、ハーフって会ったことない。何世紀もの交易の間に婚姻関係が結ばれることはなかったのでしょうか。とすると、お互いの土地は侵略せず完全に商業の相手として尊敬しつつな関係てわけで、それって素晴らしいことなんじゃないでしょうか??


追記:
中東との混血に関して、どうやらカリカットの辺りのムスリムには結構ミックスな人たちが多いのだそう。外見的な特徴としては、他の地域の人に比べ肌の色が白いことがあげられるとか。ぜひ今度観察してみてください。