写真撮ろう

フォト エドゥカム!
Foto edukkam



よく間違える動詞でコドゥクガとエドゥクガがあります。どっちかが「あげる」どっちかが「とる」。迷った時に思い出すのが、このフレーズ。あ、そうだ、「とる」はエドゥクガだった。


日本語の「とる」は使用範囲が広い単語の一つじゃないかと思います。例えば食卓で「醤油取って」って言うとき、英語では「pass me the shoyu please」って、「take」じゃなくなりますよね。マラヤラム語ではここでコドゥク「give me」を使う気がします。だから混乱するのだ。
マラヤラム語のエドゥクガがどこまで使えるのか検証してませんが、聞くこと多い気がします。写真を「とる」もそう、それからみんなにお土産とか配ってて「とって」って言う時も、エドゥク。あ、それは英語もtakeか。
関係ないけど昨日会社でこの「とって」を言おうとして、とっさに「ティースコンディ」が頭をよぎりました。これは、テルグ語。なぜに今更テルグが!!会社にAP人が一人いらっしゃいますが、そう言えばテルグで話したことは一度もありません。


ビデオを撮るもたぶんビデオ エドゥカム。
最近は習い事にビデオを常備してる人も多いみたいですね。自分の練習風景を撮影して、その後フォームをチェック、改善に役立ててるんだとか。かしこいなー!!私もそんな風にしてバレエやりたかったなー。


デジカメが普及したせいもありますが、インド人は大量に写真撮ります。しかも、同じポーズで。それから、日本人よりも構図の作り方が斬新です。カメラを傾けて撮ることなんて、日常茶飯事。だからたまにピカッと光る一枚がある。
それから、人間好きなのかな、すごく人のフォーカスが上手いと思う人たちもいます。日本人って、構図的に全体が安定する様に撮ると思うんだけど、インドって、撮りたいものに凄くズームするというか、それがとにかく中心に来るというか、そこしか見てないなってばればれなんです。だからこそ逆に人が伝わってくるのかな。結構、学びます。




なんだか最近はインドでの生活を遠いものに感じます。
会社で同僚がくれたインドのお菓子に、懐かしさを覚えました。
働いていた当時は周りに心配かけるまいとして口外しなかった思いも、今は人に言える。すごく、寂しかったです。精一杯楽しんだけど、辛かったです。明るくふるまってたけど、凹むこともたくさんありました。
同僚たちは日本に来るたびに連絡をくれます。今なら素で接してもいいかなと思う。日本人代表じゃなくなった、肩の荷が下りました。