日本語凄いね
ジャパニージル キドゥワーナッロー
Jappaniizil kiTuvaanalloo.
本当は文頭に主語が来て、「あんた日本語凄いねぇ!」の様になるのですが、主語はあえて省略。
要素で分けると、
Jappaniiz:日本語
il:で
kiTu:凄い
aanu:です
aalloo:よ!
という感じ。
因みにこのkiTuは口語表現故、「正しいマラヤラム語のスペル分からない」のだそうです。日本語は例え口語表現だったとしても、表音文字さえ使えば全てをひらがなもしくはカタカナで書き表すことができるだろうし、「ここは“と”だっけ、それとも“ど”だっけ」と悩んだりすることはないと思うのですが、ケララ人は悩むのよねー。kiTuか、kiDuか、ちょっと定かじゃないそうです。そう言えば私本名「前田」ですが、この「だ」の音も、人によって当てはめる文字が違うんですよね。ケララ人もマラヤラム語にT系の音が多すぎて迷っちゃうのかな?
と言う訳で、このkiTuは口語表現で「凄い」に当たる言葉。でも、「凄い」が人や物など様々な対象に対して使われるのに対し、このkiTuはどうやら主語や能力に制約がある模様。その辺調べきれていないので、この単語の使用は取り敢えず「言語能力が優れている場合」にのみ制限しておきたいと思います。