信じられない!

moncha2007-10-22

イェニキュ ウィシュワシッキャン パットゥンニッラ。
Enikku vishwasikkaan pattunnilla.



信じられないことなんか、世の中いっぱいありますよね。


人の車にぶつかっておいて、何も言わずに去っていくバイクとか。
自分の非を謝るどころか、いちゃもん付けて来るヤツとか。
他人の所有物を無断で破壊したのに、澄ました顔しているヤツとか。


どう考えても歩道側に人が多く乗りすぎて、30度は傾いたまま走っているバスとか。


グリンチリを頬張るガキとか。
就業時間の8割を会話に費やす社員とか。
夜10時半にホテルのレストランで騒ぐ幼児とか。


交通量の増大具合とか。
土地の価格の高騰ぶりとか。
銀行の利率とか。
エンジニアの給与とか。


道端で雨宿りするヤギとか。
その隣のゴミの山とか。
放たれる異臭とか。
騒音とか。


それに気づかない自分とか。


全部が全部、イェニッキュ ウィシュワシッキャーン パットゥンニッラ!!


イェニキュは「私に」
ウィシュワシッキャンは「信じる」の目的形
パットゥンニッラは「出来ない」
に相当すると思われます。(あくまで勘です。)
なので、ウィシュワシッキャンの部分を他の動詞(目的形)で置き換えれば、その他の不可能文も作成できると思われます。例えば、
 食べる;カリキャン
 読む ;ワイキャン
 話す ;パラヤン
 行く ;ポーガン
「私、こんなの食べられない!」だったら、イェニキュ イドゥ カリキャン パットゥンニッラ!…だと思います。違ったら後日訂正します。


この、動詞の「目的形」なるもの、私が勝手に命名したんですが、なかなか使い勝手がいいフォームで、日本語だと「食べに」「食べることが」「食べるために」「食べられるように」などの違った文型を取る表現も、カリキャン(食べるの目的形)で表すことが可能です。その用法も後日もう少し詳細まで突き詰めてからアップと言うことで。