「単に」「問題ない」
インドで一番印象的な英語は多分 No problem! だと思います。
●街中でオートを拾う時
私 :中央郵便局までいくら?
オート:60ルピー
私 :はー?高いよー
オート:遠いでしょ。高くない。
私 :はー?60ルピーもしないってー
オート;これが、correct price。ノープロブレム!
私 :…問題ないって、あなたが言う台詞じゃないって。。。
●服屋で
私 :この服さ、デザインはいいんだけど、サイズ大きすぎるんだよね。
服屋;洗うと小さくなるからノープロブレム!
私 :洗うと…ってがばがばなんですが。
こんな体験記は、インド系のサイトを見たら、わんさか現れると思います。
もっと凄いのが。
因みにこの「問題ない」は、マラヤラム語ではコールポイッラ。
今回日本語クラスの生徒達といっしょにチェンナイまで行ってきたのですが、その間何度となく繰り返されたこの表現。日本語であえて言うなら、「大丈夫」に当たるので、インド人は何か教わった学習期間を問わず、日本語が出来る人だと「大丈夫です」ってフレーズが上手なんじゃないかって気がします。気のせいかしら。
そして、この「ノープロブレム」には、みんなきっと「いや、問題ありまくりやから」って、心の中かもしくは日本語で口に出して、常に突っ込んでいるんじゃないかしら。
そしてこの旅行中に覚えたもう一つの表現が チュンマ
文章の中によく現れます。もしマラヤラム語を話してる人たちがいて、どうやら冗談を言い合っているらしいと思った場合、耳を澄まして聞いていると、多分チュンマと一回は口にします。からかいあう時なんかに使うんじゃないかな。英語で言うとsimplyという意味になるらしいけど、使い方としてはjust like thatくらいの範囲まで包括されるんじゃないかとおもいます。