蛇と言えば

パーンブ


インドと言えば蛇使い!?
でも私インド5年でお目にかかったのはたったの一度だけです。
日本の某家電大手さん御一行様々のコチ市内観光に添乗した際、
サンフランシス教会の斜向かいに、小さな箱を地面に置くおじいさん。
見つめていたら、蛇を出した。
本当に蛇使いっているんだー!!!と感動する当時インド4年目の私。
反対に、何の興味も示さない日本人のお偉いさんたちは初インド旅行。
何故彼らは蛇使いを素通りしたんだろう?
緊張しすぎてて蛇に気付かなかったか?


コブラは上半身をもたげ、左右に頭を振る。
相手の隙を窺うように。
振子時計を逆さまにしたように。


酔っぱらいが、足元定まらないように。


はい、てな訳で、マラヤラム語で「蛇」とは酔っぱらいの意味。
お酒飲みすぎてふらふら〜?
なあなたは、ニー パンブ ヤーヌ。


誰が誰だか見分けの付かなかったころ、
酒の場できょとんとした顔のケララ人に向かって、「パーンブ?」と聞いた私。
その後、彼が自分のプロマネだと分かった頃、
別の宴会で、出来上がった私に、「ニー パーンブ ヤーノ?」と聞いてきた。
あー覚えちゃってた??
でもどうやらマイナス印象ではなかったようなので、ほっと一息です。