行けー!

moncha2008-12-07

昨日はJリーグのシーズン最終試合ということもあって、三ツ沢競技場は人でいっぱい。キャプの山田さんをはじめ来季の契約更新がなされなかった選手達が横浜FCとしてプレーする最後のゲームで、ちょっといつもとは違った空気に包まれていました。


今年はよくサッカーを見た。昔からサッカーをするのは好きだったけど、観客するのも楽しいものだなぁと思い始めています。S曰く「monchaは試合よりも応援が気になって仕方ないみたいだけどね」とのことですが。うん、ゴール裏のサポーター面々見るのも大好きだ。「立てー!」「勝負しろー!」「下手くそー!」「審判どこ見てんだー!」うーん、熱くなれるって素敵だねぇ。


インドのスポーツと言えばクリケットカバディですが、ウェストベンガル州とケララ州ではサッカーも盛んです。トリバンドラム市のIT企業集合地域テクノパークでは年に1度企業対抗サッカー大会が開催され、その日のために急きょ寄せ集めで編成されたサッカーチームが、いつ間に発注してたのかお揃いのインドセンスなユニフォームを身にまとい、椰子に囲まれた土のグラウンドで走り回ります。…そのレベルなら私もまざれるのでは!!と思ったけど、選手の人たちはそれなりにスパイクを履いてたので敵わないし、かといって取り巻きの方々は裸足でパス練習とかしてたので、私は大人しく見学に徹しました。


ケララサッカーの応援文句はいたってシンプル。「カモンカモーン」の連続。マラヤラム語で何か言わんの?と聞くと、ちょっと悩んでから「ケール」を教えてくれました。これは直訳すると「乗れ」に当たるのですが、意訳するなら「行けー!」かな。因みに「行け」を直訳して「ポー!」も可能か?と尋ねたら、大笑い。マラヤラム語の「ポーグガ(行く)」は「人が話題になっている場から離れる」というニュアンスを持つので、敵のボールが外に出てほしいならまだしも味方がゴールを決めてほしい時には非常に不適切なのだそう。


昨日は試合の後にセレモニーがありました。敵チームのヴァンフォーレ甲府で以前プレーしてたタロウも契約が更新されないことに。そのタロウに向かって甲府のサポーター軍団が応援歌を歌ったのが、とても印象的でした。