嘘つき

ヌナヤン
Nunayan



子供のころって「嘘つき」ってよく使った気がします。
いったいどういうシチュエーションだったんだろう?
親「誰?障子に穴あけたのは?」
弟「お兄ちゃんだよー」
兄「俺じゃないよ。お前が紙飛行機飛ばしてたんだろ?俺のせいにすんなよ。」
親「あなたがやったの?うちの中で物を投げちゃダメっていつも言ってるでしょ?」
弟「僕じゃないもん。僕今日ずっと外にいたもん。お兄ちゃんの嘘つきー」
とか?


気がついたら、そういう幼稚な嘘は存在しなくなってました。
でも、大人の世界の嘘は、もっと深いだけに、悪質だなぁ、と思います。もちろん相手に被害を与えるためではなく、相手を思っての場合も多々あるのだけれど、それ故にご本人はそれを嘘だと認識しない。苦手だなぁ、そういう空気も。でも仕方ない。


ケララ人は色んな意味で日本人に似ています。お世辞も言うし、社交辞令も多々あり。相手に合わせての嘘も、あります。でも裏の話を聞くと、頭痛くなる。
あー人間はどこに行っても同じだなぁと思う瞬間です。